半坪ビオトープの日記


東御苑には天守台のほか、二の丸庭園、百人番所、桃華楽堂、富士見櫓、松の廊下跡など見所も多い。
この穴蔵は石室で、大奥御納戸の脇という場所から、非常時に大奥用の調度などを納めたと考えられている。内部は約20㎡の広さがある。

この辺りは松の廊下跡である。江戸城で2番目に長い廊下で、浅野内匠頭吉良上野介への刃傷事件(1701)のあったところ。長い廊下だが畳が敷かれていたという。

こちらの小さな建物は富士見櫓。江戸城にあった19の櫓のうち、伏見櫓、桜田二重櫓とこの富士見櫓の三つが残っている。唯一の三重櫓で、天守閣焼失後は天守閣の代用とされていて、将軍が両国の花火や品川の海を眺めたといわれる。

富士見櫓の手前にバイモ(貝母)がまとまって咲いていた。

ミツマタの株も満開だった。