半坪ビオトープの日記


高尾山にはいくつものハイキングコースがあり、幼稚園児でも麓から歩いて登っていたが、中高年は無理せずにケーブルカーに乗って高尾山駅に着いた。

ヤマホトトギスの近くにはオニタビラコ属のヤクシソウ(薬師草、Youngia denticulata) が咲いていた。全国の山野にふつうに見られる多年草で、高さは30〜120cmになる。
花期は8〜11月。枝を切ると白い乳液を出す。名の由来は不明だが、葉の基部は茎を抱き、その葉の姿が仏像の光背に似るからとの説がある。

道端に特異な姿をしたキノコのツチグリ(土栗)がいくつか見つかった。星形に開いた外皮の上に球形の袋があり、熟すと先端の穴からたくさんの胞子を煙のように放出する。