半坪ビオトープの日記


釣り鐘型の風変わりなこの花も、初夏によく見るキンポウゲ科クレマチス(Clematis) 属の花である。クレマチスについては昨年度かなり取り上げたので、検索にてそちらを見ていただきたいが、いくつか新しい花を見かけたので追加しておく。
とはいえ、園芸品種が多すぎてなかなか名前が特定できない。この釣り鐘型の花は、インテグリフォリア系のブルーフィズあるいは篭口(ロウグチ)に似ている。

クレマチス属の花は、北半球に広く分布し、原種だけでも世界に約300種類あるといわれる。園芸品種は2000種とも3000種ともいわれる。ここからの花は6月に見かけた花である。

日本に自生する種類としては、小型の花を多数つけるセンニンソウ(C. terniflora) 、ボタンヅル(C. apiifolia) 、釣り鐘型の花を少しつけるハンショウヅル(C. japonica) 、大柄の上向きに平らに開くカザグルマ(C. patens) などがある。

花の形だけでなく、一重咲き、八重咲き、万重咲き、チューリップ咲き、釣り鐘型(下向き)と咲き方のバリエーションも多い。