半坪ビオトープの日記


この風変わりな花は、ピンクッション(針刺し)の名で流通しているヤマモガシ科のレウコスペルムム・コルディフォリウム(Leucospermum cordifolium) という。属名は、ギリシア語 leucos(白い)と sperma(種子)に由来し、滑らかでつやのある白色の種子にちなむ。
南アフリカ原産の半耐寒性常緑小低木で、花期は6〜7月。花序は球形で9cm、花被の裂け目から4cmの雌しべをたくさん突出する。英名は、ピンクッションフラワー(pincushion flower) という。
花色には黄色、赤色、オレンジなどがある。花もちがよく、鉢植えなら6〜8週間、切り花でも2週間ほど咲き続ける。