半坪ビオトープの日記


モクレンに先駆けて3月初めに咲いていたのは、日本特産といわれるコブシ(辛夷、Magnolia praecocissima) である。
日本特産といわれ、Magnolia kobus という学名が使われることもあるが、韓国の済州島にも自生する。
枝先に直径6〜10cmの香りのよい白い花を咲かせる。花の下に若葉が1枚つくのが特徴である。

こちらは高い空に向かって花開くハクモクレン(M. heptapeta) 。中国原産といわれているが、野生品種は少ない。
唐時代の絵画に出てくるのでかなり古くから栽培されていたことが分かる。

コブシとは違って、花はなかなか開ききらないのが普通だが、今日の暖かさで一気に満開となった。