半坪ビオトープの日記


赤、桃、白の配色があでやかなこの花は、アカバナ科のゴーデティア(Godetia) 属の園芸品種である。ゴデチアともいう。属名は、スイスの植物学者ゴーデ(Godet) の名にちなむ。
南北アメリカに分布する一年草で、初夏に開花することから、英国では、farewell-to-spring(春よさようなら)とも呼ぶ。

花形がツキミソウに似ているため、イロマツヨイグサ(色待宵草)という和名があるがほとんど使われない。
日本には明治初期に渡来したが、現在は、アモエナ(amoena) とグランディフロラ(grandiflora) との交雑で多くの園芸品種が生まれている。

淡いピンクの花を咲かせているのは、アカバナ科マツヨイグサ属のヒルザキツキミソウ(Oenothera speciosa) という。北アメリ中南部原産の一年草ないし多年草で、昼間に開花する。丈夫で育てやすく、よく群生している。