半坪ビオトープの日記


俗に(セイヨウ)ジュウニヒトエと呼ばれることもあるが、この花はアユガ(アジュガ)属のセイヨウキランソウ(Ajuga reptans) という。属名は、ギリシア語の a(無)と jugos(束縛)に由来するという説や、古いギリシア語 abiga(対にならない)に由来するという説がある。和名はキランソウ属という。
セイヨウキランソウはヨーロッパ原産で、日本に自生するキランソウ(金瘡小草)やジュウニヒトエ十二単)とよく似ているが、紫色の穂状花序が美しい。丈夫で日当たり、半日蔭のどちらでもよく茂り、一部は野生化している。
花期は4〜5月。花色は紫が基本で青いものもある。葉に白い斑入りや紅紫色の葉など変化が多く、さまざまな園芸品種が出回っている。