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昨日、秩父・小鹿野町の四阿屋山（あずまやさん）を散策した。林下には野草がいくつか見られた。これは日本全国の山地に自生する、チゴユリ属のチゴユリ（稚児百合、Disporum smilacinum) である。２ｃｍ弱のかわいらしい花を１〜２個、４〜５月に咲かせる。

次の花は、シソ科キランソウ属のオウギカズラ（扇蔓、Ajuga japonica) という。本州以南の山地に分布する多年草で、高さは１０〜２０ｃｍになる。２５ｍｍほどの淡紫色の唇形の花をまばらにつける。

最後の花は、リンドウ属のフデリンドウ（筆竜胆、Gentiana zollingeri) という。日本全国、中国、シベリアなどの山野に自生する二年草で、４〜５月にかけて咲く小型のリンドウ。