半坪ビオトープの日記


ヒイラギのような葉をもち、樹形や花の様子がナンテンに似ているこの木は、メギ科マホニア属のヒイラギナンテン(Mahonia japonica) という。属名は、アメリカの園芸家マクマホンの名にちなむ。和名はヒイラギナンテン属という。
モクセイ科のヒイラギとは縁もなく、メギ科ナンテン属のナンテンに近い。中国南部および台湾に分布する常緑低木で、日本には17世紀末に渡来したという。普通は3〜4月が花期だが、今年は特に暖冬で2月からあちこちで咲いている。
最近は冬でも紅葉せずに緑色の葉の中心から総状花序を数本だし、黄色の小花を咲かせる。紅葉すると赤くなったり黄褐色を帯びた銅色となって美しい。下の写真はクリーム色の斑入りの紅葉で、とても珍しいと思う。