半坪ビオトープの日記


かなり前からジンチョウゲ沈丁花、Daphne odora)の強い香りが漂い、いよいよ春が来たなと感じる。英名は、winter daphne 、中国名は瑞香、あるいは沈丁香という。
中国中部から雲南、ヒマラヤにかけて分布する常緑低木で、中国では縁起の良い花として古くから好まれてきた。日本には室町時代の中期以前に雄株のみが、根を薬用にするために渡来したといわれている。
葉の縁が薄黄色になるものは、フクリンジンチョウゲ(覆輪沈丁花、D. cv. Marginata) という。下の白い花は、シロバナジンチョウゲ(D. cv. Alba) という。