半坪ビオトープの日記


この花もネモフィラ属で、マクラタ(Nemophila maculata) という。種名は、ギリシア語で点を意味する。ネモフィラ属は北アメリカだけに分布する。このマクラタはカリフォルニア原産で、白い花冠の先端に五つの濃紫色の斑点があり、英名は five-spot という。和名はコモンカラクサという。
花径は3cmほどあり、ネモフィラ属の中では大きいほうである。ネモフィラ属は草丈が低く、匍匐性があるため、花壇や鉢物に適する。
涼しく乾燥した状態を好み、雨が苦手なので夏の栽培には向かない。移植を嫌うので、初秋に直播にして間引いていき、冬までにしっかり育てるとよい。花期は3月〜6月で、赤塚植物園では既に咲き始めていた。