半坪ビオトープの日記


一般にネモフィラという属名で呼ばれているがいくつかの種があり、これはハゼリソウ科ネモフィラ属のメンジージー(Nemophila menziesii) といい、種名は人名にちなむ。属名は、ギリシア語 nemos(森)と phileo(愛する)に由来し、本属のある種の自生地にちなむ。和名はルリカラクサ属といい、このメンジージーのイメージで名付けられた。
原産地はオレゴン、カリフォルニア。花径は2〜2.5cmで、広い鐘形となる。英名は、baby-blue-eyes という。右奥の花は、インシグニス・ブルー(N. m. 'Insignis blue')という品種である。ルリカラクサという和名のとおり、花色には瑠璃色または空色や白色がある。
下の花は、メンジージーの変種で、ディスコイダリス(N. menziesii var. discoidalis) といい、通称はペニーブラック(N. m. 'Peny black')という。花が褐紫色で、白色の糸覆輪が風変わりだ。