半坪ビオトープの日記

シロミマンリョウ

これも縁起物として正月用の床飾りにも用いられる、ヤブコウジ属のマンリョウ(万両、Ardisia crenata) 。属名は、ギリシア語 ardis(矢)に由来し、鋭く尖った葯にちなむ。関東以西の日本、中国、インドに分布する、常緑小低木。茎は直立し高さ30〜100cmになる。
硬質の葉は互生し、ふちは波状になる。7月頃、小枝の先に直径8mmの小花を散房状にたくさんつける。花冠は白色で5裂する。果実は赤熟するが、白熟するシロミノマンリョウ(f. leucocarpa) もある。
百両、十両には、カラタチバナヤブコウジがその名で呼ばれる。序列は草丈の順序によるが、マンリョウでは丈が低いものがよく植えられている。