半坪ビオトープの日記


久しぶりに新宿御苑に出かけた。カンザクラやカワヅザクラは盛りを過ぎてしまっていたが、シュゼンジカンザクラ(修善寺寒桜、Prunus × kanzakura 'Rubescens')はまだ満開だった。
カワヅザクラと同様、カンヒザクラ(寒緋桜)とオオシマザクラの交雑種と推定されていて、濃い紅色の花はカワヅザクラに似ている。修善寺の境内に6本の大木があるという。
メジロヒヨドリだけでなく見物客も大勢集まってにぎやかである。特にメジロは夢中でせわしなく花の蜜を吸っていて、とても可愛らしかった。
下の小ぶりの桜は、オカメザクラ(Prunus incamp cv. Okame)という。イギリスの桜研究家イングラム(Ingram)がカンヒザクラとマメザクラを交配させて作出した園芸品種で、マメザクラに似て小さめだが、カンヒザクラに似て下向きに咲き、色もかなり濃いピンクである。