半坪ビオトープの日記


クリスマスの頃に咲くのでその名がついたクリスマスローズ(Chrismasrose) は、ヘレボルス属のニゲル(Helleborus niger) という種で、ヨーロッパ中部から西アジアが原産である。長い花柄の先に1〜2個の白い花を咲かす。
日本で最も普通に栽培されているのは、同属(和名、クリスマスローズ属)のオリエンタリス(H. orientalis) で、2月から4月にかけて咲く。園芸上では春咲きクリスマスローズとか、英名のレンテンローズ(lenten rose) と呼ぶ。レントとは復活祭前の40日間(四旬節)を指すそうだ。
ギリシア、トルコなどの原産で耐寒性がある。花茎の先には茶色がかった暗紫色の花が数個咲く。花色には赤や桃、黄緑、クリーム、白などがあり、咲いてから色が変わっていくものが多い。最近は特に人気が高く、多くの園芸品種が出回っている。