半坪ビオトープの日記


一般にクリスマスローズ(Chrismasrose) とよばれるのは、ヘレボルス属のニゲル(Helleborus niger) という種で、長い花柄の先に1〜2個の白い花を横向きに咲かす。
ヨーロッパ中部から西アジアが原産であり、花期は12月〜3月と長い。

こちらの茶色がかった暗紫色の花は、同属(和名、クリスマスローズ属)のオリエンタリス(H. orientalis) で、2月から4月にかけて下向きに咲く。
園芸上では春咲きクリスマスローズとか、英名のレンテンローズ(lenten rose) と呼ぶのだが、最近はどちらもクリスマスローズと呼んで区別しないようだ。

クリスマスローズの花色には赤や桃、黄緑、クリーム、白などがあり、咲いてから色が変わっていくものもある。
最近は特に人気が高く、八重咲きも含め多くの園芸品種が出回っている。やや横向きに咲くこの八重咲きの花は、ピンクバイカラーブロッチの「ひばり」という園芸品種である。