半坪ビオトープの日記


真夏の暑さをものともせずに咲くキク科の花としては、ルドベキアヒルタ(Rudbeckia hirta) が最も元気がよい。属名は、スウェーデンの植物学者ルドベックを記念してつけられた。
この属の植物はすべて北アメリカ原産で、明治中期に日本に渡来して各地で野生化している、オオハンゴンソウ(R. laciniata) が属の和名となっている。

ルドベキア属の内で小輪の高性品種がこの「タカオ」(R. triloba 'Takao') で、耐寒性、耐暑性にすぐれて丈夫である。花径は4cmほど、高さは100cmほどになる。6月から10月と花期も長い。

大輪のヒルタは、花弁の色柄が変化に富み、八重咲きも含め多様な品種が出回っている。英名で 'Black-eyed Susan' というように暗褐色の筒状花は目玉のように目立つ。

これはヒルタの園芸品種で、プレーリーサン 'Prairie Sun' という。