半坪ビオトープの日記

ソバカスソウ

葉に赤や白やピンクの斑がたくさん入るこの観葉植物は、キツネノマゴ科ヒポエステス属のフィロスタキア(Hypoestes phyllostachya) という。属名は、ギリシア語 hypo(下)と estes(覆い)に由来し、苞が萼を覆うことにちなむ。
このフィロスタキアは一般にソバカスソウと呼ばれ、サンギノレンタの名でも販売されている。マダガスカルの原産で、高さ50cm以上になる小低木状多年草で、乾燥に弱く真夏は半日蔭を好む。耐寒性は弱い。
紫から赤紫あるいは白の小さな花が秋に咲く。この葉は特に赤が強く、ピンクスポットという園芸品種と思われる。白い斑入りもある。