半坪ビオトープの日記

星の子「プリズム」

キク科キク属の園芸植物キク(Chrysanthemum × morifolium)の起源には諸説あるが、中国に自生するチョウセンノギクとハイシマカンギクとの交雑種から改良されてきたという説が有力である。
キク(家菊)が日本に渡来したのは薬用で奈良時代末と考えられているが、万葉集には登場しない。菊の鑑賞は797年の桓武天皇の歌が最初とされる。
このころの時雨の雨に菊の花散りぞしぬべきあたらその香を (桓武天皇
洋菊も含め園芸品種が数え切れないほど多く、品種名を特定することは難しい。最近よく流通しているこの「チャネル」と右上の星の子ギクの「プリズム」は、紅白の配色に特徴があってよく目立つ品種である。