半坪ビオトープの日記


この丸くて鮮やかな黄色の可愛いキクは、ポンポン咲マムという。マムとはクリサンテムム属(キク属、Chrysanthemum) の略称である。
ティエラシリーズのベッカムティエラという園芸品種がよく出回っている。

こちらの風変わりな花は、スプーン形の花弁を風車に見立てて風車菊という。花弁の裏表の色が違い、二色にはっきり分かれていて、今までのキクよりおしゃれな雰囲気を持つスプレーマムである。
スプレーマム(スプレイ菊)とは、欧米で改良された1茎多花咲きの園芸品種で、日本では1975年頃から栽培がはじまった。
スプレイ(Spray) とは、先が分かれた枝の意味で、小枝の先に多数の花をつけ花もちがよいのが特徴である。花径は3〜6cmの中菊で、昔からある大菊や小菊とは違った味わいがある。