半坪ビオトープの日記

センニチコウ

紫紅色の花はヒユ科ゴンフレナ属のグロボサ(Gomphrena globosa) 。種名は、球形を意味する。和名はセンニチコウ属のセンニチコウ(千日紅)、別名はセンニチソウで、その名の通り花期が長く7月から10月まで咲く。
熱帯アメリカ原産の一年草で、高さは約50cm。1714年にヨーロッパに導入されたが、日本には17世紀には渡来していたという。花色には紫紅のほか、肉桃、淡桃、白、桃に白のボカシなどがある。
右上の花は、都内で見かけた同属のハーゲアナ(G. haageana) 。種名は、人名にちなむ。和名は、キバナセンニチコウ。テキサス〜メキシコ原産の多年草で、草丈は60〜70cm。葉はセンニチコウよりかなり細い。
花色は黄橙が基本だが、橙、紅、桃赤なども出回っている。