半坪ビオトープの日記

ヒャクニチソウ

葉が細くヒャクニチソウを一回り小さくしたようなこの花は、ジニア属のアングスティフォリア(Zinnia angustifolia) という。
属名は、ドイツの医師で植物学者のツィン(J. G. Zinn )の名にちなむ。この花の和名は、ヒャクニチソウ属のホソバヒャクニチソウ(細葉百日草)という。
メキシコ原産で高さが30cm弱の1年草。7月〜10月まで咲く。黄色と橙色の花径は約4cm。ジニア・プロフュージョンという白花の品種も出回っている。別名はリネアリス(linearis) という。
右上の花は都内で見かけたヒャクニチソウ(百日草、Z. elegans) 。同じくメキシコ原産で高さが30〜90cmの1年草。7月〜10月まで咲く。原種は赤みのある紫色だが、改良品種では青色を除いたほとんどあらゆる色の花がある。メキシコでは「目障りなやつ」と呼ばれ邪魔者扱いされているが、イギリスでは、common zinnia あるいは、youth-and-old-age と呼ばれ、ポピュラーな花とされる。