半坪ビオトープの日記

ツンベルギア・フォーゲリアナ

濃い青紫色の花は、キツネノマゴ科ツンベルギア属のフォーゲリアナ(Thunbergia vogeliana) という。属名は、スウェーデンのウプスラ大学の植物学教授ツンベリー(C.P.Thunberg) の名にちなむ。和名はヤハズカズラ属という。ツンベリーはリンネを継いでウプスラ大学の学長になった。1775年には日本を訪れ、帰国後1784年に「日本植物誌」を著した。
種名は、発見者であるドイツの植物学者フォーゲル(J.R.T.Vogei) の名にちなむ。和名はムラサキヤハズカズラ(紫矢筈葛)という。
熱帯アフリカ西部原産の小低木で、よく分枝し叢生する。グアムでは庭木としてよく見かける。
花径6〜7cmの花冠の濃青紫色と喉部の濃黄色および花筒部の白色のコントラストが美しい。