半坪ビオトープの日記

ベニバナサワギキョウ

この緋紅色の花は、キキョウ科ローベリア属のカルディナリス(Lobelia cardinalis) 。属名は、フランドルの植物学者でイギリスのジェームズ1世の侍医であったロベール(M. de L'Obel) の名にちなむ。
和名ではミゾカクシ属のベニバナサワギキョウというように日本に分布するサワギキョウやミゾカクシが同属だが、イメージはまるで異なり華やかである。
カナダ南部からテキサスにかけて分布する多年草。花は長さ30cmの総状花序をなして咲き、茎の上部も赤味がさすものがある。花冠は左右対称で上下2唇に分かれ、上唇は2裂し、下唇は3裂する。花弁の色はまぶしいほど鋭い。