半坪ビオトープの日記

アガパンサス白

南アフリカ原産のアガパンツス属には20種ほどあり、多くの園芸品種が出回っている。そのほとんどがアガパンツス・プラエコクス(Agapanthus praecox)から生まれ、オリエンタリス(orientalis)という品種に含まれる。
そのオリエンタリスはケープ地方の東部原産という意味で東洋ではない。葉の幅が3cm以上ある。
属名は、ギリシア語の agape(愛)と anthos(花)に由来し、「愛の花」とたいそうな名がついているがあまりピンとこない。和名はムラサキクンシラン(紫君子蘭)属という。
花色には青紫から青、水色、白があり、園芸上ではアガパンサスと呼ばれる。右上の花は白色で葉が2cmと細く、全体に一回り小さいので、プラエコクス・ミニムスと思われる。