半坪ビオトープの日記


チューブ状の花を咲かせているこの花は、ハエモドラム科アニゴザントス属(Anigozanthos spp) の通称カンガルーポー (kangaroo-paw) の園芸品種で、ジョーイ・メルボルン(cv. Joey melbourne) のイエロー種である。英名のポー(paw)は「足」の意味で、カンガルーの足に似ることにちなむ。属名は、ギリシア語 anoigo(開く)と anthos(花)に由来し、花序、花被の様子にちなむ。

カンガルーポウは、オーストラリア原産の半耐寒性常緑多年草で、草丈は60〜150cmほど、花期は4〜6月とされる。花茎の数が多く、次から次に花を咲かせる。黄色のほか紫、赤、白などの花色がある。