半坪ビオトープの日記

これはバラ科ヤマブキショウマ属のヤマブキショウマ(Aruncus dioicus var.tenuifolius) で、北半球の北部に広く分布するディオイクスの亜種である。属名アルンクスは、やぎのひげという意味である。
和名は葉がヤマブキに似るショウマ(升麻)の意で、升麻とはサラシナショウマ晒菜升麻)の漢名。全国の山野に生える雌雄異株の多年草。葉は2回3出複葉で9枚の小葉からなる。
円錐状の総状花序に黄白色の5弁の小さな花をつける。草姿も花序の形もよく似る、ユキノシタ科チダケサシ属のトリアシショウマ(Astilbe thunbergu var. congesta) と同様に、若芽を山菜に利用する。