半坪ビオトープの日記

三波石峡の近くの山間にはこのミズキ(水木、Cornus controversa)の花が咲きだしていた。
日本全国だけでなく広くアジア東南部に分布するミズキ属の高木で、高さ20mにもなる。
和名は樹液が多く、枝を折ると水のような樹液が滴り落ちることに由来する。
公園の緑陰樹として植栽される。建築材、食器、箸、こけしの材料として利用される。
枝を扇状に四方へ広げ、階段状の独特な樹形となる。枝先の散房花序に小さな白い花をたくさんつける姿は、遠目にも春山によく目立つ。