半坪ビオトープの日記

リナリア・アルピナ

ザース・フェーからハンニックとは反対に南東のプラッティエン(Plattjen 2570m)にゴンドラで上る。プラッティエンの山腹にもハイキングコースがあるが、積もった雪がべちゃべちゃにとけてとても歩く気にはなれない。
少し離れたがここからもテッシホルン(Taschhorn 4191m)とドーム(Dom 4545m)が見える。その右にはレンツシュピッツ(Lenzspitze 4294m)とナーデルホルン(Nadelhorn 4327m)が重なって見え、その右に離れてウルリヒスホルン(Ulrichshorn 3925m)が見える。
雪がとけた岩陰にはいろいろな花が咲いている。黄色のセネキオ・ハレリ(Senecio halleri)、悪魔の爪といわれる青いフィテウマ・ヘミスファエリクム(Phyteuma hemisphaericum)のほか、薄紫色のリナリアアルピナ(Linaria alpina 右上の写真)も見つかる。この小さな花にはオレンジ色の筋が二本入り鮮やかだ。