半坪ビオトープの日記

ドーム(左)

大きなリスカムの東(左)にさらに一回り大きな、モンテ・ローザ(Mone Rosa 4634m)の山塊がデンと構えている。スイスの最高峰であり、モンブラン(Mont Blanc 4807m)についでヨーロッパで第二位の高さがある。
モンテ・ローザとは、スイス・イタリア国境のいくつものピークからなる山群の総称で、ローザはイタリア語のrosa(バラ)に由来し、朝日に染まった山の様子から名づけられたという。
モンテ・ローザの東には、ゴルナーグラートに連なるシュトックホルン(Stockhorn 3632m)が見え、さらにフィンデルン氷河の向こう側にシュトラールホルン(Strahlhorn 4190m)、リンピッシュホルン(Rimpfishhorn 4199m)、アラリンホルン(Allalinhorn 4027m)と、ザース・フェーからも見たミシャベル山群が続き、最後にアルプフーベル(Alphubel 4206m)と、テッシホルン(Taschhorn 4490m)並びにドーム(Dom 4545m、右上の写真の左)の雄大な山容となる。
ドームの左に隠れるようにナーデルホルン(Nadelhorn 4327m)とデュレンホルン(Durrenhorn 4035m)が小さく見えてミシャベル山群が終わる。