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北米原産で明治時代に渡来した、高さ１〜２ｍのユキノシタ科ズイナ属の落葉低木。５〜６月、１０ｃｍ前後のブラシのような穂状花序を斜めに出し、３ｍｍの小さな白い花を多数咲かす。９月に果実が熟し、１０月に赤く紅葉する。別名、紅葉木、アメリカズイナ（Itea virginica)。土質を選ばない丈夫な木として、鉢植え、庭木用に出回っている。５月下旬に近所で見かけた。
日本には、近畿地方南部、四国、九州に自生する特産種のズイナ（Itea japonica) がある。コバノズイナより葉が大きく、穂状花序も長い。ズイナ（随菜）とは、昔、枝の随を灯心に利用し、若菜を食用したことに由来する名。ヨメナノキともいう。