半坪ビオトープの日記

ジャノヒゲ

池の脇にジャノヒゲ(蛇の鬚)の小さな株が見つかった。別名、リュウノヒゲ(龍の鬚)は、細い葉が密生する姿に由来する。大きな株になれば夏に白色または淡紫色の小さな花が咲き、冬には鮮やかな青色の種子が熟す。庭園の樹木の下草として古くから使われている。今朝、街路樹の根元に襟巻きのようにジャノヒゲを茂らせているのを見た。日本を含む東アジアの森林に広く分布する。乾燥させた麦の形に似た根は、咳止め・滋養強壮の漢方薬(麦門冬)として利用されてきた。