半坪ビオトープの日記

シャクトリムシ

ミゾソバの葉を小さなシャクトリムシ(尺取虫)が食べている。シャクトリムシはシャクガの幼虫で、尺を取るような独特な歩き方が興味を誘う。シャクガ科は日本で約800種と種類が多く、姿形もいろいろある。蝶や蛾の幼虫は普通毛虫と呼ぶが、毛のないものは芋虫と呼ぶ。成虫の蝶や蛾を知っていれば、「アゲハの幼虫だ」とか「オオスカシバの幼虫だ」というように親しみを感じるが、知らない毛虫だとちょっとたじろぐものだ。触らないにしても肌がすべすべしているほうがまだましと思う。アオシャクの仲間は成虫が緑色でとても美しい蛾である。ところで、この15mmほどの小さくて可愛いシャクトリムシの名前は残念ながらわからない。