半坪ビオトープの日記

ツマグロオオヨコバイ

クワ(桑)の茎にツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)が下を向いている。羽の先が黒く、胸の背側に4個の黒点がある。近づくと横に這って葉や茎の裏に隠れる。本州以南に広く分布、都会でもいろいろな植物に、ごく普通に見られる。キウイにもたくさんへばりついていた。
桑は2・3年ほど前から自然に生えてきた。多分、近くの学校にどっしりと構えている桑の大木の実を鳥が食べ、糞に混ざって種が落とされたのだろう。ちょうど3年前には蚕を数十匹育てたことがあり、そのとき、大量に消費する桑の葉を求めて近所を探し回ったものだ。あちこちの道端や団地の敷地などに結構茂っていて助かった。