半坪ビオトープの日記


主祭神大己貴命(おおなむちのみこと)は、大国主命などの別名をもつ神々の中でも中心的な位置を占める神で、記紀神話ではスサノオの子または子孫とされ、国造りを行った。
本殿は、一間社流造茅葺きである。本殿、拝殿は、元禄年間に水戸藩徳川綱條により再興された当時の建造物で、社殿の彫刻とともに江戸時代初期の文化財として貴重なものである。

末社の大杉神社の左にも、小さな境内社が建っていた。

本殿の右奥に移ると、こちらにも同じように三つの末社が並んでいた。天照皇大神を祀る大神宮、建葉槌命外を祀る静神社天御中主神外を祀る水天宮である。
静神社茨城県那珂市瓜連町にある神社で、常陸国二ノ宮でありその分社が祀られている。

珍しい茅葺きの本殿は、どこから見ても古風で趣きがある。

拝殿の前にいつまでも飾っている大きな龍の絵馬が、紅白の梅の花と相まって華やかである。

大洗磯前神社の敷地は広く、海沿いから丘の上の神社へ至る坂道の参道沿いにも茶釜稲荷神社、御嶽神社、清良神社などいくつか摂末社がある。
これは与利幾神社の鳥居である。