半坪ビオトープの日記


鮮やかな黄色の花を円錐花序として立ち上がらせたこの花は、ジャケツイバラ属のジャケツイバラ(蛇結茨、Caesalpinia sepiaria var. japonica) という。
カエサルピニアという属名は、イタリアの医者、植物学者であったチェザルピーノの名にちなむ。種名は、sepiarius(生け垣に生える)の意で、生け垣に使われることもある。
シナジャケツイバラの変種で、山形、福島県以西の日本及び中国、ヒマラヤにも分布する。

和名は、枝がもつれくねる様を蛇が絡み合っている様子に見立てたものという。茎はつる状に伸び、鋭い刺がある。花期は5月で、花序は20〜30cmと大きくよく目立つ。