半坪ビオトープの日記


大福寺、摩訶耶寺から三ヶ日に出て、大崎半島で区切られた猪鼻湖を見ながら南に向かう。三ヶ日といえば半世紀前に古い人骨が出て、以前は旧石器時代の三ヶ日人と呼ばれていたが、最近の研究では約9000年前の縄文時代早期とされる。ちなみに近くの浜北人は、約14000年前の旧石器時代のものと確認されている。

対岸の大崎半島を縦断する、浜名湖レークサイドウェイは延長5kmの道路である。南に浜名湖、北に猪鼻湖を望む風光明媚な湖岸コースである。

舘山寺温泉は庄内半島の北側付け根に湧く温泉で、昭和33年の開湯と新しいが、海水浴、つり、観月の名所として知られる。浜名湖観光最大の宿泊地で大きなホテルが多い。泉質は塩化物強塩泉ということだが、さっぱりしていてあまり温泉らしさは感じない。砂浜のサンビーチは、春に潮干狩り、夏に海水浴場としてにぎわう。

舘山寺温泉の対岸、浜名湖の湖畔にある標高113mの大草山舘山寺温泉から湖上ロープウェイが架けられ、山上の展望台からは温泉街と浜名湖を眼下に、遠く遠州灘まで一望できる。