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スキミア・マジックマルロー（Magic Marlot) の名で出回っているこの花は、日本を中心として分布するミカン科ミヤマシキミ属のミヤマシキミ（Skimmia japonica) の園芸品種である。
ヨーロッパを中心にルベラなど品種改良が盛んで、この花はオランダで改良された。極矮性で高さは１５ｃｍほど、耐寒性、耐暑性にすぐれ育てやすい。

原種の葉は濃緑色だが、グレーがかった葉にクリーム色の班が入り、乳白色から桃色に変る蕾がたくさんついて、白い花が咲くとよい香りもするので人気がある。

参考までに、去年の春、箱根の山で見かけたミヤマシキミの原種を再掲しておこう。