半坪ビオトープの日記


蔵王ロープウェイの向こうには、鳥兜山と瀧山の間にある大釈山(1296m)が眺められた。

横倉ゲレンデをリフトを乗り継いで上っていくと、彼方にこれから向かう頂上が平たい地蔵山(1736m)と左に三方荒神山(1703m)が見えた。

リフトを乗り継いで樹氷高原駅に着いたころには雲が出始め、小一時間待って地蔵山頂駅(1661m)に着く頃にはすっかり曇ってしまった。
ロープウェイから見下ろす木々には雪がたっぷりとからみつき、だんだん樹氷らしくなっていくが、うす暗くなっているのが残念だ。

ロープウェイの支柱の上では、ワイヤーと滑車の間の雪を作業員がこまめに落としていた。ロープウェイの彼方には、山形盆地が見える。

ようやく少しずつ空が晴れてきて、樹氷にもかすかに陽が射すようになった。