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天候が良くすっかり晴れ渡り、山頂からは富士山、丹沢山地、遠くは南アルプスや八ヶ岳まで望めるが、残念なことに富士山に少し雲がかかり始めていた。

南の方角、仙石高原の彼方、神山の右には、芦ノ湖がかなり見えている。

西の方角には、この金時山から続く箱根外輪山が、長尾山、丸岳と連なっている。彼方の山塊は富士山麓の愛鷹山と思われる。

静岡県と神奈川県境にある金時山山頂には、金時娘の茶屋（元祖金時茶屋）と金太郎茶屋がある。週末はいつも登山客でごった返していて、山頂では昼食をとる場所の確保が難しいといわれるが、年末のせいか登山客が少ない。
今年はことのほか箱根を訪れることが多かったが、久しぶりに登りたいと思っていた金時山に、ようやく登ることができて満足した。年を越えてもう少し報告は続く。