半坪ビオトープの日記


尾根道を上っていくと左に箱根外輪山の山並みが見えてくる。長尾峠や黒岳などは見晴らし台になっている。手前には仙石原高原やゴルフ場が見える。

なおも左には、台ヶ岳(1044m)の裾野に仙石すすきの原が見え、台ヶ岳の左上には箱根第一位の神山(1438m)と駒ケ岳(1356m)が聳えている。左手前の小さな山は小塚山という。

登山道にはだんだん岩が多くなり、やがて急登になりロープや鎖が助けてくれる。頂上はもう一息だ。

ようやく山頂にたどり着いた。「天下の秀峰金時山」との大きな看板が目立つが、富士山がまぶしい。
金時山(1213m)は、箱根外輪山の中で最も高く、かつて山の形から猪鼻嶽と呼ばれていたが、坂田公時(金太郎)がこの山で山姥に育てられたという伝説から、江戸時代後期に公時山、その後金時山と呼ばれるようになったという。