半坪ビオトープの日記


桃源台より箱根町まで海賊船に乗って芦ノ湖を遊覧する。緑色の海賊船は「バーサ」号という。

17世紀前半「北欧の獅子」と呼ばれ、北欧に威をふるったスウェーデン国王グスタフ・アドルフが建造したバーサ(初代スウェーデン国王)号をモデルにしている。

箱根町には箱根関所資料館があるが、またの機会にして先を急ぎ元箱根まで乗り継ぐ。すれ違った赤い海賊船は「ロワイヤル」号という。
17世紀フランスの帆船戦艦「ソレイユ・ロワイヤル(太陽王)」号をモデルにしている。

元箱根船乗り場すぐ前の成川美術館では、シルクロードの絵で有名な「平山郁夫展」が開催されていた。
天気が良ければこの展望室のコーヒーラウンジから真正面に芦ノ湖富士が見える。真下の船着き場には茶色の「ビクトリー」号が停泊していた。
18世紀にイギリスで建造され、歴史的な海戦で活躍し、現在も記念艦として保存、展示されている戦艦「ビクトリー」号をモデルにしている。

時間があれば旧街道を歩くのだが、バスで箱根湯本に戻る。成川美術館の庭には桃色のベニヤマボウシ(Cornus kousa f. rosea) が咲いていた。