半坪ビオトープの日記


5月に見かけた藤色の花は、ハナシノブ科ギリア・カピタタ(Gilia capitata) という。属名は、18世紀末のスペインの植物学者ギルの名にちなむ。和名は、タマザキヒメハナシノブという。
アメリカのカリフォルニアとオレゴン原産の秋播きの半耐寒性一年草で、茎や葉が弱々しく見えるが、水揚げがよく切り花に向いている。

こちらのアプリコット色の花は、アオイ科マルバストルム属のラテリティウム(Malvastrum lateritium) という。アルゼンチン、ウルグアイ原産の耐寒性多年草で、花径は5cm、5月から7月まで次々と花を咲かせる。
マルバストラムという流通名で出回っている。