半坪ビオトープの日記


ローマ神話でも、ユリは女神ユノの聖花として讃えられ、希望の象徴、また王位継承者のしるしでもあった。
神祖ユピテルはその子ヘラクレスに不死の生命を与えるために、眠っているユノの胸にこの子をこっそり抱かせた。子が吸っている間にこぼれた乳が、天に銀河となり、地にユリとなったという。
また、始めて地上に咲いたユリは白くなく、美しいサフラン色だったが、アフロディテの真っ白な美しさにおののき、ねたみのために色青ざめて、とうとう真っ白になったという。
古代ローマではユノ、ディアナの花として結婚・母性・分娩に結び付けられ、ことに結婚式では、仔細がユリとコムギの穂で編んだ花輪飾りを新郎新婦の頭上に載せて、その純潔と子孫繁栄を祈った。
このユリは、ソルボンヌという。鮮やかなピンクの波打つ花びらにレースのような白い縁取りが優雅で人気がある。

このゆりは、ティアラ(Tiara) という。ヤマユリ系とテッポウユリ系を交配させたOTハイブリッド。


上の二つの名前はわからない。