半坪ビオトープの日記


ふつう穂状に咲く花は下から順に咲くが、このリアトリス(Liatris spicata) の花は上から下へと咲いていくめずらしいもの。キク科リアトリス属の花は耐寒性の宿根草であり、すべて北アメリカに分布する。
穂状に咲く槍咲き種としてはスピカタの園芸品種が多く、一般にリアトリスと属名で総称される。

和名はキリンギク(麒麟菊)で長い花穂をキリンの首にたとえたもの。花穂は70cmほど伸びる。1732年にヨーロッパに紹介され、日本には1925年頃に入っている。

最も典型的な槍咲き種として切り花によく利用される。花期は6月から9月。