半坪ビオトープの日記

パキスタキス・ルテア

濃緑色の葉に黄色の花穂と白い花冠がよく目立つ特異な姿のこの花は、キツネノマゴ科のパキスタキス・ルテア(Pachystachys lutea) という。属名は、ギリシア語 pachys(厚い)と stachys(穂)に由来し、密生した穂状花序にちなむ。
種名は、黄金色(黄色)を意味する。メキシコ〜ペルー原産の高さ1.5mにもなる常緑亜低木だが、日本で主に出回っているのは室内観賞用の矮性タイプである。
10cmほどの穂状花序の黄色の花穂は実は苞で、白い花冠の先は2唇状となる。上唇より突き出る葯は緑色。花は短命だが、5月〜10月まで次々と咲く。