半坪ビオトープの日記

アンスリウム

赤や白の花のように見える仏炎苞が美しいこの花は、サトイモアンスリウム属のアンドレアヌム(Anthurium andreanum) という。
属名は、ギリシア語 anthos(花)と oura(尾)に由来し、たくさんの花が集まった肉穂花序が尾のように見えることにちなむ。英名も、テールフラワー(tail flower) という。
種名は、フランスの園芸家アンドレの名にちなむ。和名は、ベニウチワ属のオオベニウチワというが、一般的にアンスリウムといえばオオベニウチワの園芸品種をさす。
右上の花のように本来は葉である仏炎苞の、朱赤色のエナメル質光沢は特異である。西インド諸島原産で、主に室内観賞用として多くの園芸品種が出回っている。
私の職場でも真っ赤なアンスリウムが玄関に飾られている。