半坪ビオトープの日記


穂状に小さな花をユニークな形で咲かせている花は、プリムラサクラソウ)属のヴィアリー(Primula vialii) という。種名は、発見者である植物採集家で宣教師であったドゥラヴェーの友人(Vial) の名にちなむ。
中国南西部原産の多年草だが、花後枯れることが多いので毎年種を播く方がよい。

花色は淡紫色だが、蕾が濃紅色なので赤い花に見える。花の形はサクラソウに見えないが、葉の形はサクラソウにそっくりである。
花は晩生で、普通7〜8月にかけて咲く。高さは30〜50cmになり、湿った土地を好み、地植えにすると花穂が大きくなり美しい。