半坪ビオトープの日記


クレマチス属の花はカザグルマに代表されるように杯状に平開するものが多いが、ほかにハンショウヅル(C. japonica) のように釣鐘型のものもある。
この釣鐘型の花もクレマチスの仲間で、アンスンエンシス(Clematis anshunensis) という。ユンナンエンシスとも呼ぶが、和名はガビサンハンショウヅル(峨眉山半鐘蔓)という。中国原産の耐寒性常緑つる性多年草で、4m前後に伸びる。

花期は珍しくも12月から2月で、この花も2月に見かけたものである。一般に冬咲きクレマチスと呼ばれ、英語ではウィンターベル(Winter belle) という。花弁はアイボリーの肉厚で4裂し反り返る。花径は3〜4cmと小さい。