半坪ビオトープの日記


切り花や鉢植えの花として人気のある、フリージア(Freesia × hybrida) は19世紀以来、園芸品種が次々と作出され、属名で呼ばれている。属名は、ドイツの医師フレーゼの名にちなむといわれる。
オランダのバールマンによって南アフリカで発見されたといわれ、日本には1887年頃に渡来したという。主にレフラクタ(F. refracta) とアームストロンギー(F. armstrongii) に由来していたが、今では交雑がかなり進み、150以上もある品種の原種は特定できないようだ。

橙黄色の花が多く、香りの高い白花や、赤、紫、濃桃や淡桃などの花色がある。花期は2月から4月で早春の花とされるが、切り花では年間を通して楽しむことができる。